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第13話 さまざまな治療で使われる色
色と音楽の治療
この治療は刑務所や精神病棟で、よく使われています。まず絵を描くことから始まります。これによって、鮮烈な色づかいが敵意を、暗い色づかいが落胆を表す事が判明しました。 その後、さまざまな色を使って音楽を色に変換していきます。これをオーロラトーンといいます。基本的には動画で、劇場のスクリーン上に曲のムードに応じて微妙に変化する虹の七色が次々に映し出されます。 曲によって心にくつろぎを感じたり、手の震えや身体の動揺などが和らぎ、消えてくるといった効果が出てきます。
この「色の映画」の上映後、殆どの精神病棟入院患者さんは、映画の直後に変化が起きるそうです。それまで話せなかった言葉がもっと自由に話せるようになったり、非行少年に試した結果では、上映後涙し、心の平和を取り戻せたケースが多くあったそうです。 また、色彩療法家であるアイバー・バーフ・フィッテン女史によると、魂の色には音があり、その一つ一つがド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シの各音に関係していると述べています。これらの音は全てチャクラの色に対応しています。
教会には赤、紫、緑、黄を多く含むステンドグラスが必ずあります。このステンドグラスにも多くの治療効果が認められています。このガラスを通して、太陽の光が美しい色となって人間に注がれ、祈りと音楽が心を穏やかに癒してくれます。色と音楽の治療は、心の平和を私たちに運んでくれるのです。
ジェムセラピー(宝石を使った療法)
古代から宝石にはそれぞれ振動数があり、その振動数が体内の振動数を修正し、健康に役立つ新しい波動の場を身体に設定する、と言われていました。今日、宝石はひとつのステータスシンボルになっていますが、何世紀も前にはお金持ちの良薬に使われていたのです。
クレオパトラは不治を願ってワインに高価な真珠を解かして飲み、エジプト王のネケプスは胃痛を治そうと首に碧玉を巻き、BC500年頃には、オパールは盲目の予防薬に使われたそうです。エメラルドは子供をてんかんの発作から守り、 ざくろ石は血の汚れを防ぐと考えられていました。黒死病が大流行した14世紀のヨーロッパでは、生き残った人々はオパール、ルビー、サファイアを身に着けていたことが役立ったと言われました。
18世紀に入ると真珠は粉にして飲んだほど薬として重宝され、真珠が薬になる、という考えは今も残っています。インドには、アーユルヴェーダの医者として知られる古代からの治療者集団がいるそうです。この人々は焼いて粉末にした宝石の灰から飲み薬を作り、難病の治療に役立てているそうです。
ヨーガ呼吸法
呼吸法はインドでは「プラーナヤーマ」と呼ばれています。これは「プラーナ(気)の統制」という意味です。プラーナとは不可視の生命エネルギーであり、人間の生命活動を支えているものです。したがってプラーナヤーマとは単なる呼吸法ではなく、気の統制法であり、呼吸を通して気を入れ、体内の眠った細胞の活動をよみがえらせることを意味します。その呼吸のときにチャクラに対応する色をイメージします。
プラーナヤーマによって、背骨の中心の気道(気の通り道)に気が充満し、それと直結するチャクラが活性化し、それらを形成する細胞郡が躍動し始め、健康と若返り、本当の美しさがここから結果するものと考えられています。